【水害等】次亜塩素酸ナトリウムを噴霧してはいけません【カビ対策】

カビ対策の消毒薬として次亜塩素酸ナトリウムを使う場合がありますが,噴霧してはいけません.下記のリンクから一部抜粋しておきます.

www.zenhokyo.gr.jp/influenza/q_a.pdf

Q.次亜塩素酸ナトリウムは噴霧して使用してもよいでしょうか?

A.次亜塩素酸ナトリウム溶液は噴霧すると、噴霧する人が吸い込んでその人の健康 障害につながります。次亜塩素酸ナトリウムは、飲み込んでも胃の中に塩酸があ るのと同じであまり毒ではありません。水道水の消毒に塩素が使われているのを見ても分 かります。しかし非常に危険なのは、吸い込むことです。吸い込むことで呼吸器系の障害 がおこります。また、呼吸器系障害の合併症のある方が吸い込むと喘息などを誘発する場 合があります。加えて、長期間吸い込むことによって気管支炎になる場合もあります。さ らに、噴霧という方法は消毒薬が面に霧状に付着するということですが、付着した箇所以 外は消毒されず、効果も低くなります。また、感染性のある病原微生物を巻き上げてしま い、消毒者や周囲にいる者が感染してしまう可能性があります。  以上の理由より、噴霧による消毒はお勧めできません。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする