被災者生活再建支援法と水害
中国・九州北部豪雨で,福岡県飯塚市に被災者生活再建支援法が適用になっている.また,昨日更新された山口県のホームページによると,山口県内にも適用になった自治体がある(7/31 7時現在,どの自治体かは示されていない).

【追記】7/31 PM12:30 内閣府防災情報 ・平成21年7月中国・九州北部豪雨による被害状況等について(平成21年7月30日25時00分現在)

に,(6)被災者生活再建支援法の適用
・山口県は防府市に被災者生活再建支援法に基づく支援金支給制度を適用(適用日:7月21 日)

が追加になっています.つまり,現在のところ,山口県内で被災者生活再建支援法が適用されているのは,防府市だけです.

山口県 被災者支援のための制度のご案内です 〔7月30日〕
福岡県 平成21年7月24日からの大雨による災害に対する支援施策

被災者生活再建支援法の概要に関しては,下記の内閣府防災情報のものが分かりやすい.
被災者生活再建支援制度の概要

なお,被災者生活再建支援法の支援金の支給の対象になるのは,大規模半壊以上である.一部損壊,半壊は対象外である(「みなし全壊」が適用される場合を除く).また,水害の時に,床下浸水,床上浸水ということばが用いられるが,これとは別の認定基準であることに注意されたい.

災害に係る住家の被害認定基準運用指針(平成21年6月改定)
第2編 水害による被害

浸水等による住宅被害の認定について平成16年10月28日付府政防第842号内閣府政策統括官(防災担当)通知


上記の資料は,あくまで認定基準の指針であり,実際にどのように認定するかは各自治体に任されていることに注意されたい.り災証明の被害認定は,不服の場合には,再判定を行政に依頼することができる.水害の場合には,後片付けを急がなければならないが,浸水の高さや,畳,壁等のの傷んだ箇所がわかっていることが重要である.畳は床と見なされ,被害認定の評価対象になる.捨てたり,掃除する前に,被害状況の写真を撮っておくことが,再判定に非常に重要である.

必ず,片付ける前に,浸水状況の分かる写真を撮って欲しい.片付けに入る支援者にも是非とも要望したい.他者が撮影するのは個人情報の問題があるので,使い捨てカメラの高感度タイプを被災者に渡し,自分で撮ってもらうのがよいだろう.
| 水害 | 07:15 | comments (0) | trackback (0) |
「地震被災建物 修復の道しるべ」講演会 6/20(土)東京にて開催
標記の講演会が6/20(土)に東京にて開かれます.


「地震被災建物 修復の道しるべ」講演会

 突如として起こる震災は、命を取り留めたその瞬間から、市民ばかりでなく、こころある建築関係者や、行政にも復興への見えない道筋を描く過酷な負荷を強いるものである。震災復興の要は「住宅の再建」といわれ、公的支援制度が徐々に整備されつつあるものの、支援の動きはまだまだ弱い。特に、実際の被災現場に入れば、そのほとんどが市場の原理に委ねられるという状況がある。一方、被災地では安全第一を前提に、何よりも慌てずにさまざまな可能性を落ち着いて探る必要性があり、古い建物が弱いと一般的に言われているわりに、きちんと無傷に近い形で建っていたり、また現実に「全壊」とされた家でも、修復して戻ることのできた事例は新潟県中越地震以降、数多くの事実が確認され、現地で検証されてきた。
 「地震被災建物 修復の道しるべ」は中越だけでなく、能登半島地震や新潟県中越沖地震での全壊住宅の修復事例や、行政として取り組むべき課題、平時から市民としてどう備えるかなど、被災地からでなくては伝えることのできない多くの現実を、浮き彫りにした。木造建物を中心に、被災者から行政、一般工務店レベルまで、通常は知る機会の少ない地震に被災した建物の危険性と修復可能性の見極め、安全に修復する技術を、540点の写真と80点余りの図表を用いて被災状況別に平易な解説を試みたものである。

 世界に起きる地震の10分の1は日本で起こっているという現実の中で、とくに阪神淡路大震災以降のことだろうか、地震が起きるたびに「木造建築は弱く、古いほど危険だ」という風評が流されてきた。新潟県中越地震以来、これらの風評に疑念を呈し、4年間被災地で建築修復を支援してきた著者が、中越地震で膨大な既存木造建築がどうなったのか、特に伝統的な建物がそのようにして、地震を耐え凌いできたかを実例を持って検証する。
| 地震 | 16:40 | comments (0) | trackback (0) |
中越沖地震復興基金に神社の再建支援のメニューが追加
中越沖地震復興基金の「地域コミュニティ施設等再建支援」に、鎮守・神社・堂・祠の再建が追加されました。4/22付で基金ホームページに事業内容が公開されていました。
地域コミュニティ施設等再建支援
| 中越沖地震::復興基金 | 15:45 | comments (0) | trackback (0) |
被災住家の解体に伴う災害廃棄物処分無料期間の延長【栗原市】
被災住家の解体に伴う災害廃棄物処分無料期間の延長について,広報くりはらに掲載されていました.
広報くりはら10/16号
申請受付期限 H21/8/31まで
解体処理期限 H21/10/30まで
となっています.

こうした解体処理期限の延長は,過去の被災地でも度々されていますが,市町村毎に期限が異なるので注意が必要です.


| 地震::岩手・宮城内陸地震 | 18:12 | comments (0) | trackback (0) |
復興基金メニューが追加
復興基金メニューが追加されました.

新潟日報電子板から
住宅再建支援など事業を追加

詳細は以下をご覧下さい.

中越沖地震復興基金
追加事業の決定等について(平成20年9月5日)


9/24追記
柏崎日報電子板に分かり易く書かれています.
| 中越沖地震::復興基金 | 19:20 | comments (0) | trackback (0) |

  
  1. 中越沖地震復興基金に神社の再建支援のメニューが追加 (16)
  2. 地震保険とJA建物更生共済 (13)
  3. 被災住家の解体に伴う災害廃棄物処分無料期間の延長【栗原市】 (9)
  4. 金沢市に被災者生活再建支援法が適用【7/28水害】 (9)
  5. 応急修理制度の手続き書類【栗原市】 (7)
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